都電「面影橋」
              都電「面影橋」

 

日本の地名にはそれぞれ由来があります。意味があります。

それを表音文字(英語や韓国語)で表記すると、何も分からなくなります。

『東京』は、『東』の『京』と書いてこそ意味があるのです。

『九段下』や『面影橋』などの意味も情緒も伝わらなくなるのです。

漢字と平仮名による表記で十分と考えていますが、読み方を教えるために表音文字としての英語表記までは仕方ないかと思います。

 

観光庁では観光立国を目指すと言いながら、巷に日本語のほかに英語、中国語、韓国語の四ヵ国語を駅や道路や公園などに氾濫させていることは、日本の景観を汚し・日本情緒をなくし・読み難くて、観光資源を自ら減らす自己矛盾に陥っているのではないでしょうか?

 

面積に限りのある表示板に四ヵ国語も表記すると、

・醜い

・読み難い(二ヵ国語に比べ字が小さくなる。)

・周りの景観に溶け込めなくなる。

など問題があると思います。